次回の公演

ソロチンスクの定期市~ディカーニカ近郷夜話より~

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『ソロチンスクの定期市~ディカーニカ近郷夜話より~』
原作/ニコライ・ゴーゴリ
脚色・演出/ルチア

【あらすじ】
商人や客たちで賑わうウクライナ・ソロチンスク村の定期市。素敵な若者に出会い恋をする娘と、結婚に猛反対の継母⋯
そこに現れたジプシーや村に伝わる悪魔伝説が絡んで騒動に..さて、恋の行方は?

【公演スケジュール】
2023/9/2(土) 3(日)
12:00 ロビーにてマルシェ開催(ウクライナの手工芸ワークショップは要予約)
14:00 開演 (60分前に客席入場整理券配布、30分前に客席開場)
15:30  Project KUMARAによる演奏会(終演後マルシェ再開)
17:00 閉場(マルシェ17時まで)

その他「演技体験ワークショップ」など、イベントもたくさん!
詳細はチアトルドーム公式サイトをチェック!

【日時】
とき:2023/9/2(土) 、3(日) 14:00~(詳細は公演スケジュール参照)
ところ:千種文化小劇場
(愛知県名古屋市千種区千種3丁目6−10)


【料金】
前売券:4000円
当日券:4200円
収益金の一部はウクライナ人道支援に寄付されます

*名古屋市文化振興事業団が管理する文化施設窓口、または千種文化小劇場でも販売しております。
*システム上、支払後のキャンセルは出来ません。ご了承ください。

公式サイト:https://teatpdom.com

主催:チアトルドームPro 協賛:チアトルドーム(TEATP DOM)


『ソロチンスクの定期市~ディカーニカ近郷夜話より~』
原作/ニコライ・ゴーゴリ
脚色・演出/ルチア
音楽・演奏/Project KUMARA
振付/マリーナ・コリャキナ
舞台監督/柴田頼克
照明/花植厚美(flower-plant)
音響/後藤佳子
衣装/チアトルドーム衣装部
宣伝·美術/GINJI&星
WEBデザイン/LUCIA &たけや
制作/チアトルドーム制作部
協力/
劇団B級遊撃隊 試験管ベビー
Samworksハットリスタジオ
古代あやこ

公演挨拶

 今回の公演は、ウクライナ出身の作家ニコライ・ゴーゴリが1829年から1831年にかけて執筆した『ディカーニカ近郷夜話』より夏のウクライナの物語を上演します。夏至の祭り前夜(イワン・クパーラ祭)と、8月終わりに開かれるソロチンスク定期市(ヤールマロク)での出来事を合わせたお話です。

 去年より上演している『ディカーニカ近郷夜話』シリーズですが、3作品目となる今回はさらに特別な公演になります。なぜかと言うと「非営利団体 日本ウクライナ文化協会」の協力を得て、愛知県に住むウクライナからの避難者アーティストをはじめ、ウクライナ出身のダンサーたちとのコラボレーションによる舞台作品となるからです。

 「ソロチンスクの定期市(ヤールマロク)」は日本のお祭りの縁日のようにいろいろなお店が出店します。様々な催しものもあり賑やかな雰囲気です。また夏至 に行われる「イワン・クパーラ祭」は、若い女性にとって運命の相手を占う日でもあります。夜には焚火の上を健康を祈って飛び越える儀式もあります。「イワン・クパーラ祭」はウクライナだけでなくスラブ民族の人たちにとって特別なお祭りです。これらのお祭りについてお話ししてくれる時、彼らは本当に目を輝かせ楽しそうに話してくれます。

 過去の公演も、多くの避難者の方に観劇していただき温かい言葉を沢山もらいました。前回公演の成果が、今回ウクライナの方々と共演するきっかけになりました。避難者の方や名古屋在住のウクライナ人の方々との共演は、名古屋で活躍する俳優たちにも新鮮な出会いとなることと思います。私が率いる「チアトルドーム」の俳優をはじめ、名古屋の人気劇団「劇団B級遊撃隊」より神谷尚吾、「試験管ベビー」よりかこまさつぐ、三芳一麻、森本夏代、宇野えみり、フリーランスの菅谷瑞恵等の人気俳優たちも快く公演に協力いただき、演劇を通じて国際交流できることを大変嬉しく思います。また新しくタッグを組む若手実力派音楽グループProject KUMARAが舞台をさらに盛り上げてくれます。

 公演当日には劇場ロビーにて「ウクライナ マルシェ」を開催し、避難者たちの手で作られた数々の作品の販売や、ウクライナの伝統手工芸のお守り人形「モータンカ」製作等のワークショップ、ジプシー占い等も開催します。ウクライナの作品を上演するにあたり、避難者たちとの交流を通してウクライナの文化を知ることは、私たち舞台出演者にとって役を演じる上で必要不可欠であり素晴らしい機会です。現在、避難者が抱えている思いを、彼らを支援する方々や、メディアを通して会場に来られない方へも働きかけることができることと思います。

 ウクライナの避難者たちが、この作品を通して言葉の壁を乗り越え、私たちとコミュニケーションを取ることで少しでも彼らの心のサポートとなり、日本での生活の安定に繋がっていただければと思います。そうすることにより私たちも避難者への理解を深め、お互いに歩み寄れる関係性を生むことが出来ると信じています。

チアトルドームPro 代表 ルチア

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