チアトルドームのメンバーが、日本演出者協会 東海ブロック主催の「日本の戯曲研修セミナー in 東海」に参加し、「江戸川乱歩特集」で圧倒的な存在感を放ちました。ルチア演出のもと、リーディング形式で構成された「指環」と「算盤が恋を語る話」は、スクリーンを巧みに活用し、独特のミステリアスで幻想的な雰囲気を作り出しました。特に「算盤が恋を語る話」では、公演中にスクリーンを使った謎解きも行われ、観客を引き込む演出が印象的でした。視覚的な美しさだけでなく、言葉の響きや間の取り方にも繊細な工夫が凝らされ、まるで一編の映画を観るかのような雰囲気が漂っていました。
公演中に提示された謎、「六十二億九千百十二万四千百九十五円十三銭」は、単なる数字の羅列に見えますが、実は暗号が隠されています。小説を読んでいただければ謎が解けます!




スタジオ チアトルドーム
チアトルドームとはロシア語で「芸術家たちの家」という意味。
新型コロナにより活動ができなくなった芸術家の皆さんも多い中、私たちに何ができるのか。
芸術を愛するチアトルドームから皆さんへ、新時代にふさわしいスタジオのご提案です。